ウソつき番長

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2007短編部門ノミネート
第10回インディーズムービー・フェスティバル第7位入賞


	『ウソつき番長』は群馬県大泉町・千代田町・太田市を中心に撮影を行い、制作されました。オーディションで選ばれた１２人の小学生たちが、与えられた様々なキャラクターを立派に演じています。

	子どもたちが大人たちを元気にしていく、そんな地域のあり方が昨今の歪んだ社会を少しでも良くする契機になればと願い、制作しました。普段みなさんが見慣れた風景が、『映画』という特別な時間に切り取られたこの作品をぜひ多くの方々に観ていただきたいと思います。

沢谷智宏・・・・矢口琢也

滝田雄哉・・・・橋本尚哉

川野辺千尋・・・金子美聡

沢谷智美・・・・竹之内野乃花
坂本龍　・・・・小泉涼
西　仁　・・・・板橋郁弥
飯島俊介・・・・井上高志
武井伸二・・・・浅倉心太
林美由紀・・・・伊藤早織
岡野由美・・・・藤咲由樹
岩本早苗・・・・三田有希
速水菜々・・・・田端沙耶

沢谷雄造・・・・加藤俊雄
沢谷智子・・・・加藤弓美子

池山真治・・・・濱本暢博
川野辺貴子・・・鏑木悠利

６年生の沢谷智宏は、野球好きの父、雄造と肝っ玉系の母・智子、空手一直線な妹・智美の４人家族の長男である。
学校では全く目立たない存在の男の子である。そんな智宏が通っている塾は智宏が暮らす町から離れた所にあるため、同級生が一人もいない。それを良いことに塾に通う女の子、川野辺千尋に良い所をみせようと自分は学校では番長だというウソをついている。

夏期講習初日、智宏が通う小学校のホンモノの番長である滝田雄哉が入塾してくる。そのことをきっかけに智宏の平穏は崩れ、生涯忘れられない波瀾万丈の夏休みが始まる。
誰もが心のどこかで持っている「虚栄心」をテーマに描いた、ウソとケンカを通じて生まれる友情物語です。

『ウソつき番長』

６０秒

監督　藤橋誠

藤橋誠　主な監督作品「舟の上」「ウソつき番長」「屋上の夢」「サドル184ペダル∞」「ソースが恋。」
1975生まれ。埼玉県出身。早稲田大学商学部卒。中央総合学院メディア開発センターチーフディレクターとして、PV、TVCM、映画等の映像制作を行っている。群馬県千代田町を舞台にした自主制作映画「舟の上」は文部科学省選定作品となる。ファイト映画制作事業（群馬県と連携）で製作された中編映画「ウソつき番長」はＳＫＩＰシティ国際Ｄシネマ映画祭２００７短編コンペティション部門にノミネート。また、同事業にて2008年に製作された長編映画「サドル１８４ペダル∞」はユナイテッドシネマ・前橋にて劇場公開され、上映開始３日（１日１回上映）で1,095人を動員（全回満席）。オムニバス映画「最高でダメな男（監修：飯田譲治）」内の１本「かんからちん」が2010年4月劇場公開予定。前橋市を舞台に地元の高校生が出演する映画「虹の街」（わたしがつくるわたしの舞台実行委員会製作）が現在公開中。そのほか、映像制作のワークショップや講演活動も行っている。